【「東西」の本から「亜州」を読み解くアジアの本棚】『武漢日記 封鎖下60日の魂の記録』

始まりは今年1月25日。 新型コロナウイルスの感染が急速に拡大した中国の武漢で60日以上にわたってつづられて大きな反響を呼んだ「日記」が海外で出版されることになりました。

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封鎖下の日々をつづった「武漢日記」、海外出版で中国人作家に国内から批判 写真6枚 国際ニュース:AFPBB News

これは、当局が武漢の封鎖が4月8日に終了すると発表した 数時間後であった。 日本政府の抱いた「遠くの輪郭のぼやけた希望」は今春に予定されていた習近平の来日と、7月に予定されていた東京オリンピックの開催であったが、両者とも延期を余儀なくされた。 基本は曲がったことが許せない、情の厚い人だから、文章が嫌みにならず、心地よく響く。

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武漢日記

「武漢支援日記」は第一線に立つ医師の視点から、上海の武漢支援医療チーム第一陣のメンバーが新型コロナウイルスと68日間闘った経験を記録。 英語もドイツ語も分からないので、書名については気づかなかったし、ドイツ語版のカバーは見ていない。

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武漢日記 方方著 飯塚容、渡辺新一訳 河出書房新社 1600円/物的中国論 羽根次郎著 青土社 2600円 : 書評 : 本よみうり堂 : エンタメ・文化 : ニュース : 読売新聞オンライン

武漢での籠城生活を強いられた市民によって書かれたまとまった公開記録としては、最初にして目下唯一のものである。 階下に下りられない病人をみつけ駆け寄って下ろしたがその場で死亡し泣いた警官、あまり汚れていない路上を毎日清掃して住民たちの心を落ち着かせた街の清掃員たちも印象的だ。

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武漢日記

たまたま評者と同世代の人ではあるが、人間としての根本的な強さが違うと思った。 「中国の(保守的)極左分子は、基本的に『国家と人民に災いをもたらす』存在だ。 中国の医師が第一線に赴き新型コロナウイルスと闘った記録「武漢支援日記」の日本語版がこのほど、岩波書店から刊行された。

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ドキュメント武漢|日刊ゲンダイDIGITAL

『武漢人よ、あなたたちの背負うのは災難ではなく、恥辱なのですよ』と」(3月24日)。 だが日記への称賛は、突然のように反転し、ネットは批判と中傷の怒号で炎上した。 「国の尺度は高層ビルや強大な軍隊ではない」と政府批判もいとわず、度々当局によって削除されました。

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